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エンドレス新品キャリパーをカスタムペイント致します。

今回のカスタム作業はキャリパーのカスタムペイントです。というと普通のようですが、今回はエンドレスの新品のキャリパーをカスタムペイントの作業依頼です。当社ですと通常作業としてはキャリパーは実車に装着したまま、マスキング作業でのペイントになります。今時のブレーキはABSやフライ・バイ・ワイヤなど電子制御などによって作動しているので、以前のようにブレーキのエア抜き作業が簡単ではありません。当社の力不足ではありますが、通常はお車に組付け状態での作業を致します。そのことによって、コストも抑えられます。なので今回の様な作業はかなりレアな作業になります。

新品部品だからこそ、下地処理はとても大事です。

直ぐにはペイントすることは、致しかねます。エンドレスのキャリパーは金属の表面が特殊処理がなされているので、そのままペイントすると密着不良ではがれてしまいます。特殊処理が施工されているので、ブレーキフルードに侵食されることが無いのです。ペイントした場合は、お好みのカラーでペイント出来ますが、ブレーキフルードに対して
100％の侵食を塞げません。付着した場合は、すぐ拭き取る必要があります。ここがペイントのデメリットでもあります。
今回は、慎重に脱脂してプライマーを施工致します。

お客様が納得する色を探し、作り出します。

キャリパーをカスタムペイント̪して頂くときに、色選びで悩むことが多いと思います。実際に作業してみて、「あれっ」と思うことはありませんか。色選びの時は光沢のある外での確認になりますが、実際はホイールとタイヤの内側で暗いところです。当社では、お客様の描いたイメージに少しでも近づけるけるためにテストピースを、おつくり致します。当社で施工して頂くお客様は、無料でございます。色選びは慎重になされた方がよろしいと思われます。

マスキング作業は通常よりも難しい作業になります。

今回は、エンブレムのカラーも変更ということでクリヤーコートも2コートになります。マスキング作業は、とても気を遣うところです。

グリーンイエローのエンドレスキャリパーの完成です。

ペイントした後にG’ZOX社のリアルガラスコートを施工いたします。ブレーキダスト対策と耐光性を少しでも上げるためです。
色選び段階で色彩を少し明るい方にシフトいたしました。今回はパーツのみの持ち込みでしたので装着ごの画像は後日、送っていただきます。とても鮮やかな色でペイントできました。装着後の画像が楽しみです。キャリパーペイントのテストピースのご依頼もお気軽にお問い合わせください。こちらまで。